配線について

レイアウト計画が何度も頓挫しそうになった大きな理由の一つが配線問題でした。

このブログでも何度か書きましたが、

1.出来るだけ本物に近い配線にしたい。

2.鉄道模型としての基本である運転を楽しみたい。(しかも大勢でわいわいやりながら)

この2つの与件が包含する大きな矛盾が、常にワタシのないアタマを悩ませ続けてきたのです。

本物の鉄道の場合、駅構内を除いてはその配線自体は極めてシンプルであり、「模型鉄道」を実感的に見せるためには、このシンプルさこそが最も重要なファクターであるにも係わらず、「鉄道模型」をより楽しむためには、少しでも多くの配線長と路線を盛り込むことが望ましい・・・というどうしようもない矛盾。

この矛盾に対する最終的な答えとして、「可視部分と非可視部分を使い分ける」こととしました。

具体的には、

1.東海道本線上下線、山陰線は、トンネル部分を除いては全て可視路線とし、エンドレス運転のメインとする。(山陰線はループ路線)

2.東海道貨物上下線、京阪神緩行線は、駅構内部分は可視、それ以外は非可視とし(地下路線に落とす)エンドレス運転を可能にする。

3.奈良線、奈良電鉄線は、それぞれは可視とするが、両路線を非可視部分で連結することによってエンドレス運転を可能にする。(爆)

4.京津線(山科の大カーブを並走)は可視とし、自動運転によるエンドツーエンド路線とする。

これにより、9路線の同時運転を可能とする。(爆爆 ほんまか)


レイアウト最深部の台枠もほぼ完成、駅構内の配線にアタマを痛める毎日であります・・・