今年の抱負など

一応、喪中ということで新年のご挨拶は控えさせて頂きましたが、皆さまにおかれましては素晴らしい新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

さて、遅れに遅れております本業の京都駅ですが、今年はなんとか全線電化、全線制御を目指したいと考えております。特に師匠には、またこの一年おんぶに抱っこ状態となること必至ですので、何卒宜しくお願い申し上げます(爆

一方、車両製作につきましても、編成単位での完成を推進したいと思います。

で、今年の第一弾として、昭和35年5月時点での「急行高千穂号」から取り掛かることにしました。この列車は、前日の午前11時45分に西鹿児島を発ち、翌日の午前9時21分に京都駅に到着。同30分に終着東京駅を目指して再び発車してゆきます。東京駅到着が同日の午後5時52分ですから、トータルの所要時間は30時間以上!という、わが国でも屈指の長距離、長時間列車です。

当然、毎日運行される列車ですので、この列車が尾張一ノ宮に到着する午前11時45分同刻に、再び次の急行高千穂号が西鹿児島を発車します。一方、下りの高千穂号は、東京駅を午前11時ちょうどに発車。同時刻には前日に発車した同列車が、まだ大分県臼杵駅辺りを走っています。

つまり、この時間帯には日本列島上に合計4本の急行高千穂号が同時に走行していることになり、予備の列車も含めると合計6本もの同列車が必要、ということになります。


編成内容は、推測も含めて以下の通りとしました。

(←西鹿児島方)ナニ2501(東荷)−スロ51ー22(鹿カコ)ースロ51−23(鹿カコ)−
マロネ29−113(東シナ)−ナハネ10−58(東シナ)−スシ28−151(東シナ)−
ナハ10−25(鹿カコ)−ナハ10−26(鹿カコ)−ナハフ10−29(鹿カコ)−
ナハ10−901(東シナ)−ナハフ10−13(東シナ)−ナハフ10−14(東シナ)−
スハフ42−221(東シナ)−マイフ97−1(東オク)ーEF58−61(→東京方)


この中で、列車の両端にナニ2501、マイフ97−1という、それぞれ超珍車を連結していますが、これはサイドビュー誌P.9の昭和34年4月26日の上り高千穂、同誌P.58の昭和34年9月19日の下り高千穂(荷物車の次位にロザが来ていることから推測)の捕捉画像からヒントを得たものです。

この2両の珍車は、昨年末にひょんなことから夫々のキットをほぼ同時期に入手したことで、俄然この編成の製作に意欲が湧いてきた次第。

編成中の中核をなすハザは、無論、数年前に大人買いしておいたKATOのナハ11、ナハフ11からの部分改造、塗り替えで進めます。

久々の客車製作ということで、さて、どうなりますことやら・・・・