まずは、今日現在の進捗状況・・・。

国鉄・京都駅を再現してやろう!」というとんでもなく大それた構想を思い付いたのが、昨年の7月。実は鉄道模型は23年ぶりの、「いわゆる最近よくある出戻り野郎」であります。

国鉄・京都駅には実に50年にも及ぶ思い入れがありまして、当時3歳の私は、ここに来るたびに胸がときめいたものです。東海道線1番線に停車中の、「東京行」と書かれた、まだまだ真新しい客車列車を横目で凝視しつつ、急ぎ足で山陰線1番ホームに向かう両親に促されて、嫌々その場から離れなければならなかった悔しさは、50年も経過した今でも鮮明に憶えています。

「3歳児に東京行なんて読める訳がない」とお思いでしょうが、その列車がチョコレート色にぴかぴか輝いていたことと、東京という遠いところに行くのだ、ということだけは間違いなくその時点での記憶であったと確信しております。