不況時に相応しい、セコい改造
KATOのゴハチです。37号機はつばめ牽引機ですが、ワタシの時代にはすでに高崎に転属してしまっているはずで、NGですね。(ナンバー変えなきゃ)
部品整理をしていたら、タヴァサの「EF58用握り棒」(KATO対応)なるものが出てきましたので、取り付けてみることにしました。
しかし、これが簡単そうに見えてどうやっても入らないのです。この製品、真鍮の挽物の上からクロームメッキが掛けてあるという実に高品位なものなのですが、この高品位が仇に出て、いくら上手にピンセットでつまんでもツルツルクルクルで、おまけに受け側のステップ部がクニャクニャの軟質プラで出来ているため、お互いが「ツルツルクルクルクニャクニャクニャクニャ」で話になりません・・・
ピンバイスを使うことを思いついて、でも握り棒の頭がチャックの圧迫で破壊されてしまうのかな、などとびびりつつやってみましたら、これが正解。クニャクニャ側は、下側から硬いもので支えてやって、どうにか「合体」に性交じゃなかった成功しますた。ぷ
まあ、言われてみないとまず分からない程度のものですし、画像ではさらに交換価値を感じない気もしないでもないです・・・
ただ、オリジナルのやつだと、たまに握り棒がクニャリと曲がってしまっていて、虫の触覚を思わせるような状態になっているのもあり、こいつの「立ち具合」は最高ですね。
1台分で税込み284円が高いのか安いのか、いまひとつ投資対効果を感じないでいますが、どこかの雑誌の特集ではありませんが、不況下ではこういう「しのぎ」遊びも重要かも知れませんね。
しか〜し、最初の取り付け格闘時に、握り棒の1本が、「ピ〜ン」という高周波サウンドと共に大気圏外に飛び去ってしまい、多分、捜索は困難を極めるものと思われ・・・・orz