キハ26−203(福フチ)で最終結論に至る ?

準急色の話がしつこくて恐れ入りますw

3両目は下記の手順で塗装してみました。

1.IPA漬けで素っ裸になったプラボディの組成劣化とラッカー塗装をすることを踏まえた下塗りを、「ねずみ色1号=GM製」から「赤11号=モリタ製」に変更。これは後から塗る赤2号がねずみ色1号の影響で、本来色よりもどす黒くなってしまう可能性を考え、より近似色を下地色としてトライする。

2.色の隠ぺい力の件は無視して、先に赤2号を塗る。赤ラインのシャープさと等幅ライン優先のため。

3.腰部の赤ライン分だけ、AIZUの1mm幅マスキングテープを張る。屋根下の細い赤ラインは、屋根側よりマスキングテープを均一に張ることが難しいため、最後に塗る。

4.この1mm幅マスキングテープは、運転席側まで回さず側面端で止め、お面のヒゲ部は別のマスキングテープで慎重にカーブラインを出し、側面端で元のライン上にかぶせる。

5.マスキングテープを充分にボディに密着させ、一旦、再度赤2号を吹く。(色潜り防止のため)

6.クリーム色2号を、若干濃い目に溶いて全体に吹く。隠ぺい力が弱いため、普段よりも多く重ね塗りする。

7.屋根下雨樋下端までマスキングテープを張り、雨樋部のみ赤2号を吹く。この際、屋根の軽め穴、床下側等をすべてマスキングテープで覆う。

8.乾燥を待ってマスキングテープを剥がし、厚塗りで段差が出来た部分を「キサゲ」等で慎重に削り落す。

9.滲み等を面相筆でタッチアップする。


で、でけました!

画像では分かりにくいですが、例の「紅ショウガ色」でかつ濃い色が出ました。1両目の時は塗膜が薄過ぎ、2両目の時は下地のねずみ色の影響でどす黒い赤になってしまいましたが、今回は(ワタシなりに)上手く行ったかな・・・

ただ、これだけの重ね塗りをしましたので、全体に厚ぼったい印象になってしまったのと、ライン段差が多少気になります。


元の急行色とのご対面〜。同じ車両だったとは思えませんねえ〜♪(超親ばか