ジオラマ カフェ&バー デゴイチ 覗いてきました

京都では恐らく初めての本格的なHOレイアウトを有するバーが、祇園の一等地に誕生したと聞いて、とりあえず見物に行ってきました。

祇園という場所で、カフェ&バーを標榜する割には営業時間が朝10:30から22:00(土日は21:00)と「健全」な時間帯で、行った時間にはすでに閉店準備をしている状況でしたが、お店の方のご厚意で閉店後まで見物させていただきましたw

入口を入ってまず驚かされるのが、長手方向なんと22m!という巨大さで、HOでありながら列車が完全に水平線のかなたに真っすぐ消え去って行く様はまさに圧巻でした。

時代設定も「昭和20年代〜40年前半の国鉄」でワタシ好み♪

通常営業では、持ち込み車両の走行が出来るようですが、オープンしたてのため、当分の間はお店側の設定したダイヤ運転だけのようです。

貸しレイアウト時には、安全を期してそれぞれの独立路線を走行させるプログラムにし、貸し切り時には自由に全配線区間を渡って行けるとのことで、これには甚く感心した次第。

少し気になったのは、レイアウトの巨大さに比較して中央駅のホームがやたら短く、入線している列車も6〜8両編成ばかり・・・ワタシ知らなかったのですが、聞いてみるとHOの場合、機関車1両が客車列車を牽引できる最大が、勾配も考えると8両程度がやっとだそうで、やはりHOは重いんだ・・・と思い知らされました。これは現時点でのベストのモーターとされる「イモン」製でさえこのレベルで、それ以外のモーターだとさらに牽引可能両数が減るか、場合によってはモーターがオシャカになるとのこと。HO、恐るべし。

また、Nゲージに関しては、来年5月に空きスペースにて別途オープンとのこと。

とまれ、そこらの「雨後のタケノコ的・貸しレイアウト」とは完全に一線を画する、このお店は一見の価値ありです。