新設備導入とその効果

24年間!愛用してきたエアブラシのガンに、とうとう決着をつけました。

当時はまだエアブラシ自体が新しい技法で、それはそれで非常に画期的だったのですが、繰り返しのオーバーホールにも関わらず、最近また目詰まりがひどくなってきたため、思い切って新規購入しました。

さすがに技術の進歩は素晴らしく、「ダブルアクション」という2段階のエアの吹き出し(下に押すとまずエアだけが噴射し、さらにその位置から後方に引き下げると塗料が噴射される仕組み=こんなの知りませんでしたw)のため、これまでいつもビビっていた最初の噴射(ダマになって大量の塗料がドバッと出てしまう)が、まったく気にもならなくなりました。

また、これも知らなかったのですが、毎回、ニードルを引き抜いて拭き掃除していた作業が、実はまったく必要ない、というか逆に普段はしてはいけない、ということが分かり、メンテの手間もかなり省けるようになりました。要は、ニードルが収まっている部分のゴムパッキンが劣化して、ここに塗料が溜りまくっていたのですねw


上がこれまで使ってきた老機、オリンポスヤング。下が新鋭機、ミスターホビー製ダブルアクションタイプ(Φ0.3)

その結果をご報告しますとw


長期間、仕掛のまま作業停止していた、急行日本海用「マロネフ29−11」 久しぶりのぶどう色「2号」なのですが、「2」の等級表示を入れるスペース(右側)がなくて弱ってます・・・

しかし、せっかくの新設備導入にも関わらず、相変わらずハンダ残りと埃の巻き込み、塗装のもぐり込み・・・達人への道は険しい。


ゴハチの塗り替え品は試験塗装機の着せ替え用。クハ76はマイクロの阪和線タイプセットからの塗り替えで京阪神緩行用。その下は上記のマロネフ29とマシ35。