ジオラマの鬼才



家からクルマで10分くらいのところに、介護用品を扱う「らくらく堂」というお店があります。

店内には介護関係の品物がディスプレイされているのはもちろんなのですが、その一角に、というかショールームの半分近くのスペースが、なんと鉄道をテーマとしたジオラマで占めらているのです♪

もちろん店主の本業は介護のほうなのですが、趣味の域を遥かに超えるレベルで、さまざまなシーンのジオラマが激しく展開されているではありませんか。しかも、それぞれの作品の雰囲気が、これこそまさにワタシが再現したかった保津峡のたたずまいにそっくりなのです。

聞けば、店主はガンダム世代(若い!)で、元々はガンダムのための背景作りが目的で始めた趣味が高じるうち、ある人から「鉄道模型ジオラマもやってみれば?」と勧められてやってみたところ、これが大評判。実は鉄道に関しては、それまでは全くの門外漢だったらしいのですが、作品を見る限りではそのことが信じられないくらいに、良く作り込まれています。

店主と話し込むうちに、ワタシが保津峡のたたずまいを連想する理由がわかりました。それは、店主の以前の趣味がバスフィッシングで、数年間は毎日のように「日吉ダム」に出掛けていて、釣れない時間帯には渓谷の景色をずっと眺めていた由。日吉ダムとは、保津峡から目と鼻の先にある宇津峡近くのダムで、どおりで景色が酷似しているはずです。

というわけで、数あるなかから譲っていただいたのが上の画像の作品ですが、店主いわく「まだまだ勉強中ですから」と、これまた信じられないくらいのバーゲン価格なのでしたw

その後店主には、当区の視察にもお越しいただき、なんと、将来の植林工事になんらかの形で参加していただけることになり、今は「店主」改め「師匠」と呼ばせていただいておりますw

師匠、宣伝しときますね〜

らくらく堂内「にゃん凸堂」 京都市右京区西京極東池田町9 電話075−315−5653

(2009年11月2日補足:この「師匠」は後に登場される「師匠」とは異なる人物です。為念)