マロネ40再制作
前回書いた「マロネ40(マイクロ)の車高がやたらに高い」ことについては原因がはっきりしていませんが、ストックのまま残してあった別の3両のマロネ40(マイクロ)を引っ張り出して車高測定をしてみました。
今度はクモイ103さんご指摘の通り、3両ともやたら車高が低く(例の測定箇所で29mm弱)、同梱のナハネフ10との比較でも下の画像のようになってしまいました。
つまり、ワタシが最初に改造したマロネ40がなんらかの個体異常があり、正常品では逆に他社製品はおろか自社製品と比較しても腰が低すぎる、というのが結論のようです。(お騒がせしましたw)
で、早速「正常品」のマロネ40をワタシの時代に合わせて改造してみました。急行銀河の1号車として編成に組み込みます。
こうやって見るとマイクロの等級帯も、どこやらの製品に負けず劣らず「太い!」 しかもレタリングがでかい!!
でも一方で、「鉄道模型」という視点で見てみると、マイクロのマロネ40の、この一種独特の存在感は何なのでしょう?ある意味、「計算されたデフォルメ」も感じます。
とかなんとかやってるうちにエラーしちゃってることに気付きました。「寝台」標記がひと窓分、左にずれてしまっていますね〜。原因は、サイドビュー誌に掲載されたマロネ40を眺めながらインレタ作業をしたため、旧標記から新標記に切り替わった際、ローマ数字の廃止に伴って、「寝台」文字がひと窓分ずらされていたことに気付かなかったからです。
やはり模型制作には、いつもきちんとした正式図面を用意してから取りかからなければいけませんね(反省)