TOMIX スハ32

(京滋地区では)本日、TOMIXのスハ32系が発売されましたw

当区には、MODEMOのやつも2編成組めるほど在籍しているのですが、当時の東海道長距離普通列車には軒並み、スハ32が組み込まれていたこともあり、今回も1編成程度イッてしまいました。

今回発売されたのは、すべて丸屋根のリベット付きのスハ32、スハフ32、マニ36の3種で、マニ36は昭和36年からの改造ですので当区には関係なし。ダブルルーフ、シングルルーフの両方を用意したMODEMOに比べて、バリエーションは比較にならないほどショボいのですが、模型としての精度ではこの関係は完全に逆転します。(設計年次の隔たりを考えると当たり前なのですが)

また、前述したようにリベット付きですから、後期のスハ32としてもこのままでは使えません。どの車番からリベットがなくなったのかはまだチェックしていませんが、取り急ぎ「国鉄鋼製客車1」(岡田誠一著、JTBパブリッシング発行)のP102に掲載されている同車にはリベットが確認でき、これがスハ32−486であることから、車番137〜486までの間なら「安全」そうです。

次に、昭和35年時点での東海道長距離普通列車のなかで、京都駅に入ってきていた車両を見てみると、姫路仕立ての列車が結構多く、昭和33年版の配置表では「大ヒメ」車が一大勢力を成しています。さらに昭和39年版の配置表でも、結構な数の「大ヒメ」スハ32が生き残っています♪

というわけで、今回のTOMIX製スハ32、スハフ32は「大ヒメ」配置と決定致しました!

バリエーションの少なさをカバーするため、ぶどう色1号・旧標記車とぶどう色2号・新標記車を適当に混合させることとしました。


TOMIXのぶどう2号は、前回のオハ61系同様、少し濃いめで赤が強く、少し前のKATOのつばめのぶどう色1号に近いのかも知れません。改造には、モリタのぶどう色1号を使いましたが、あまり極端な色の差は出ませんでした。

また、TOMIXの客車も「乗客扉の引っ込みが弱い」ため、扉の窓ガラス(はめ込み式)を撤去して、その肉厚分だけ扉を奥に押し込み、瞬着で固定することで、若干の引っ込み感が出ました。窓ガラスはGMとかの一般的なものを張り付けました。

ただし、扉をあまり強く奥に押し付けると、扉上部だけがやたらに奥に引っ込んでしまいます。

次に、添付されてくるインレタは、インレタ周囲の「もやもや」(ベースでしたっけ?)があって雰囲気が出ないため、インレタ・シートの右側にある「予備用」(こちらはベースがありません)を使いましたが、字体がやたら大きく、当区の他車とのバランスが取れないため、結局はGM製とくろま屋製でやり直しました。

修正後

添付のインレタ