京都駅西方の配線を再考する その3

まずは画像をご覧下さい。


向かって左側2本の貨物線以外に、複々線工事を実施しました。

やはり、東海道下り(本・副)線から山陰線への渡りは断念することとしました。東海道下り列車で山陰線に入る場合は、緩行線の電留線を使用し、緩行線の上下線列車への支障を減らす(それでも東海道列車が渡る際には支障しますが)ことにします。一応、緩行線1番からも山陰線に渡ることは出来ます。

ここでまたまた問題発生。

このままの配線では、例の新ヤードから貨物線以外には出られないのです。逆一気渡りを施行した際、貨物線から外部に出るポイントも撤去して、そのままにしていたためです。

貨物線から外部に出るには、この「東西2箇所の一気渡りの間しか可能性がない」ため、とりあえず下り貨物線と東海道上り4番線の間に、片渡りを設置して、ここから前進するなり後進するなりして、各路線に出すしかなさそうです。

となると、東海道の上り列車はまだ「絵」になりますが、下り列車については、いきなり東山トンネルから顔を出すことが出来ず、これが目下の懸案です。新ヤードから出た列車がそのまま東海道下り列車として、トンネルから「初顔」を見せるためのグッドアイディア、お待ちしておりますwww


駅南から西方を眺めたところ。

駅北方の線路の密集度に比べて、妙に間延びしています。東海道下り+緩行線ホームの幅を広く取ったため、そのままの延長で線路が収束できないためで、この付近に信号詰所や給水塔その他の鉄道施設を建設して、間延び感をなくす予定です。或いは東海道下り列車用の駐機線を付けるかどうか。


次に、これまたクモイ103さんからご提案を頂いている「向日町駅」です。東海道上り列車からすると、この駅は山科以東のどこかの駅(膳所能登川?)になるのですが、今回の複々線化で緩行線の折り返し列車が「たむろ」している光景を考えると、やはりこの駅は京都以西の駅とすることにします。よって、奥に見えるヤードは「大タツ」あたりの電車基地にするのが妥当なところでしょうか?


「クモイ案」を知らないまま、現地で勝手に施工してましたので、変なレイアウトですね〜w
真ん中2本の配線が行き場を失ったまま、体力の限界が来ましたのでそのままにして戻ってきました・・・

緩行線東海道線が両側からサンドイッチする配線が避けられなかったため、この各駅停車のみが停車する駅で、通過列車の配線を曲げたくなかったために、こんな不格好になっています。「築堤」の幅も制限がありますが、ここは再考します。(再考、再考、って結局はいつも人のアイディアのパクリのまんまです 爆)