久々の新規車両 京都市電N電(狭軌1型)

ワタシら以降の世代に馴染み深い京都市電といえば、1600型、1800型、1900型、2000型・・・といったところで、このN電こと狭軌1型は、かすかな記憶があるかないか、というのが正直なところで、実車そのものよりも「チンチン電車」という、子供心にもちょっとやばいな、と思わせるそのネーミングの印象が強かった気がしますw

実際の通学の足はというと、前述した広軌の大型電車ばかりで、まれに500型、600型、700型・・・という旧い車両が混じっていた、というのが昭和35年以降の状況だったと思います。

高倉跨線橋上(伏見線)を走らせたいのもこれら広軌の大型なんですが、いかんせんどこをどう探してもNゲージとしての京都市電が見つかりません。岩橋商会が以前発売していたようですが、これも現時点では品切れ中。

というわけでやむなく、今回のワールド工芸製の導入となった次第です。

最後までこのN電が走っていたのは、堀川線(北野線)で、狭軌広軌併用軌道(3線軌道)によって、京都駅前まで来ていましたが、昭和36年に惜しまれつつ廃止、それとともに大多数のN電も廃車されてしまいました。

という訳で、時代考証面では合致しているものの、こいつを高倉跨線橋上で走らせる訳にはいかず、当初は省略するつもりだった京都駅前レイアウト案を復活させるしかないか・・・・とまたまた思い悩む今日この頃ですw

それにしても一般型の京都市電、どこかのメーカーさんでまたやってくれないものでしょうか・・・紙でもいいし