京都駅周辺の現存建築物を調べる 続編

続編、というほどでもないのですが、昨夜途中で睡魔に襲われてしまったため、その続きです。

京都駅の東方から鴨川にかけては、昔も今もいわゆる「同和地区」が厳然と残っています。映画「パッチギ!」の舞台になった場所でもあります。同和問題については、このブログの主旨とは無関係ですので多くは語りませんが、この地区は今だに近代的な再開発から取り残された場所とも言えます。

その崇仁地区の一角に、「柳原銀行記念資料館」があります。

この建物は元々ここにあったのではなく、昭和35年当時には河原町七条の交差点角にあったのですが、国道24号線拡張の際に、一旦は撤去・取り壊しになるところを、同地区の人たちによって移設、改修されたものです。但し、銀行であった時代はずっと以前のことで、昭和35年の時点でさえすでに廃墟同然となっていたと思われます。

この建物、実は「さんけい」の「喫茶店・カフェ」に色・形ともにそっくりなのですw


しかし、この地区の全体像はこんな感じ・・・


これが観光都市・京都の、別の側面でもあります・・・