増設部分は現在、和田山駅及び和田山機関支区で検討中

いろいろお騒がせしておりますが、現時点では「和田山駅及び和田山機関支区」を想定して計画中であります。

まずは当時の構内配線がどんなだったか、調べてみました。ネット上で「和田山連動図表」なるものが見つかりましたが、例によって鉄道関係者の実務用に線長・線幅がデフォルメしてありますので、地形上での位置関係がこの表では分りません。(版権不明につき、ここではアップ出来ませんが・・・)

では現時点でのJR和田山駅はどうなってるのか。現地はまだ見たことがないのですが、駅構内の配線はほぼ不変、さらに例の煉瓦造りの矩形機関庫や給水塔はそのままの位置に現存しています。


少し分りづらいですが、駅の跨線橋の延長線上に機関庫の形状が記されていますw
駅は2面6線で、北側が山陰線、南側が播但線、その北側には4線のヤードが現存しています。さらにその北側の何本かのヤードと機関支区は、すでに線路が撤去されています。

駅本屋は南側にあって、市街地は駅を隔てて南北に細長く広がっています。この地図にはありませんが、さらに北側には一級河川の「円山川=まるやまがわ」が流れていて、豊岡市を経て日本海に注いでいます。円山川の北部には「金梨山=かなしやま=標高463m」があって、この山は和田山駅を撮影した鉄道写真にも必ず登場します。

ここで、この地図と前述した和田山連動図表、それと当時の鉄道写真を総合して、当時の地理通りの配線図を作成してみました。(一部、推測が入っていますw)


転車台の正確な位置は分りませんが、画像から推測して丸を描きました。転車台から左に真っすぐの、斜線囲みの施設は給砂塔で、左右の両線に対して同時に給砂できるようです。(これも画像より)

機関庫とその左の斜線囲いの給水塔の間に、2基の給炭台がありますが、この給炭台と機関車のテンダーの間にベルトコンベアを渡して、人力で給炭していたようです。

繰り返しますが、この配線図はあくまでワタシの推測でありますことをお断りしておきます。


で、プレイトラックを使用して、この配線図を大幅にデフォルメしてみました。


一部、接続不良箇所がありますが、ご愛敬ということで・・・

豊岡方面には物理的に行けませんので、駅左側部分は構内もヤードもポイントを省略しています。
駅構内には、一線だけ機回し機能を付けて、客車列車対応としています。
申し訳け程度に播但線も配置しました。スペース余剰部分には、円山川と金梨山を造作するプランです。

如何なものでしょうか・・・