皆さま、作業お疲れ様でしたwww

昨日、今日の二日間にわたって電気、土木作業をして下さいました皆さま、大変お疲れ様でした。

今回の作業で、長らく懸案となっていた、下記の問題箇所が完了、または改善されました。


1.デルタ線建設と、梅小路転車台のための下準備

2.京都ー山崎間の立体交差部の整合性

3.和田山駅構内の走行不良箇所(複数)の改善

4.奈良電京都駅の2面3線化と、一部線路の引き直し

5.山陰線電気制御の精度アップ他


1.については、京都駅西方の2箇所にデルタ線準備のための4番右ポイントをそれぞれ用意していたものの、この地域の線路密集度の高さから、肝心のデルタ線自体が引き回せず、放置されたままになっていました。これを、山陰線築堤の裾の一部を切り欠くことによって用地を捻出。もうひとつの大問題として残っていた、デルタ線と梅小路転車台入出路の立体交差を、大胆にも平面交差させることで解決しました。(もちろん、全てクモイ103さんのアイディアですw)

この狭いスペースでの平面交差のためには、60度クロッシングが必要で、ユニトラックやファイントラックには当該製品がなく、何とか篠原模型製で対応することになりました。(後日作業予定)

また、梅小路転車台のさらに西方にデルタ線の本体が走ることから、転車台寸法にかなりの制約が出てしまい、現状で最も小さいと思われるワールド工芸製を使用することとしました。ちなみに本製品の最大直径は160mm強、トミックスでは優に200mmを超えてしまいます。


線路右側から、梅小路引上げ線、山陰本線、デルタ線進入路。

逆側から見たところ。梅小路引上げ線とデルタ線進入線が60度で平面交差する予定。デルタ線使用時がごく限られていることと、山陰線蒸機の方向転換も同様のため、安全面で特に問題なし、と判断。

同じくデルタ線から本線への進入路。最大16両編成の青大将編成、および「かもめ」編成が一時的に、保津峡駅直下の引上げ線に収容されます(爆


2.については、以下の画像の通りです。


地下線スロープ入口と出口をトンネル化し、東海道本線脇は切り立った擁壁を表現。(多少、無理ありか・・・


3.和田山構内入出部分は、全体が急勾配でかつ8基もの分岐ポイントが密集しており、当初の整地不備もあって、脱線、ポイント故障が絶えない場所でした。今回、思い切った全面改修を施しました。(もちろん全てキハ01さんの尽力の賜)

画像では分かりづらいですが、スロープ全体の凸凹がほぼ解消。同時に万年動作不良を起こしていた4番右ポイントを新品交換。


4.については4番ポイントを1基追加して、実物通りの2面3線化が完了。


5.については、3.の改善と併せて、次回報告します。


なお本日の「余興」として、以前にも当ブログでもご紹介した、クモイ103さん持込みの「特別列車」を走らせてみましたw

そう、あの昭和33年12月の、フィリピン・ガルシア大統領特別列車ですね。


ロイヤルエンジン、EF58−61の次位は、オロ36を緩急装置、給仕室付きに改造した、オロフ33。(制作者から、車掌室部分の等級帯標示はNGとのコメントあり)

マロネ29。

マシ38。

マロネ40。

マロネ49。

14号御料車

マイフ97。(もちろん、ワタシの、ではありませんw)

次もやはりクモイ103さんの「サプライズ車両」が登場!



昭和27年当時、特急かもめ編成のために構想された、「マイテ30」

もし、あの桜木町事故がなければ、ワタシの時代には特急つばめ用として実現していた可能性が高い、とのことです。
(びっくり仰天