時刻表から当時に思いを馳せる
昭和34年9月22日改正の時刻表を睨みながら、運転会での(簡易)ダイヤの作成などをしております(ヒマか
ここで、良く分からないことの一つに、
「東海道上下線の本線・副線ホームをどんな運用(使い分け)にしていたのか?」
ということがあります。
当然、「本」と付く限りはここを特急・急行列車が優先使用していたでしょうし、特に上り1番線の場合は、改札から跨線橋を渡らずにそのまま列車に乗り込めるため、実に重宝されたプラットホームだったことでしょう。当時の優等列車の画像も、ここに停車しているところを捉えたものが圧倒的に多いですしね。
しかしこれが準急や長距離普通列車、快速電車、普通電車(緩行線以外の)・・・となると、本・副利用の線引きがどこで敷かれていたのか、よく分らないのです。
さらにこんな場合はどうだったのでしょうか? 下の時刻表をご覧下さい。
あちゃ〜、これじゃ字が小さ過ぎてさっぱり読めませんが、東海道下りの京都駅発着の右頁に、
08:04着08:09発 急行彗星 大阪行き
08:16着08:19発 普通(電車)上郡行き
08:23着08:25発 普通(電車) 大阪行き
08:27着08:36発 急行あかつき 大阪行き
08:30発 特急かもめ 博多行き
とあります。(一部、時間軸に並べ替えてます)
「特急かもめ」はもちろん京都仕立ですから、入線時刻は分りませんが、発車のかなり前からホーム待機していたことは間違いありません。
すると、09分に発車する「急行彗星」と27分に発車する「急行あかつき」は、本・副どちらに入線していたのでしょうか?
仮に、「かもめ」は何と言っても「特急」ですから、当然、本線に入線していたとした場合(画像でも本線で捉えたショットが多い)、「彗星」と「あかつき」は副線に入らざるを得ません。
もしこれが逆(片や東京発のばりばりの急行列車、片や京都発のローカル特急、という考え方)ならば、今度はその間に着発する普通電車に支障をきたします。
じゃあ、これらの普通電車はこの時間帯には、緩行線側に入線していたのかどうか?
う〜ん、分らない・・・・・(ヒマか