オロ35 原形と近代化改造

モデモのオロ35をバラして、近代化改造してみました。(左側:改造、右側:原形)

昭和35年5月頃の(あ、最近になってこの時点まで時代設定を引き下げることにしましたw)京都駅に出没していたと思われる、オロ35が連結されている可能性のある編成は、

1.急行「西海」3号車 門ハイ
2.急行「日本海」4号車 大ミハ
3.急行「ゆのくに」1号車 大ミハ

辺りでしょうか?

で、この時点でのオロ35は、その大多数がすでに近代化改造を受けていたはずで、モデモの吊るしの状態では使えません。

最初は車体をバラして、サッシ化と扉改造だけに留めようと思ったのですが、いざバラし始めると「バラしに対するモデモ車の耐久力が非常に乏しい」ということが判明。つか、妻板は真っ二つに割れるわ、カッターの刃が屋根を貫通するわ、ほぼスクラップの一歩手前まで行ってしまったのでした・・・。

でもこの不況の折、もったいない意識が働いたのかどうか、結局「フル・レストア」してしまいました。合計所要時間、なんと10時間超。

オリジナルのガラベンと屋上ステップと幌釣を削り落としてグレードアップ・パーツに交換し、全塗装し直してあげると、プラの塊りのようなモデモ車が、自分で言うのも何ですがw、一見、キングス製か?と見まごうばかりの超優等車に仕上がったのであります(ほんまか)

でも、もうモデモ車にカッター入れるのは、当面うんざりですね。