「福知山ポッポランド」で往年の国鉄福知山駅の雄大さに感動する

和田山からの帰路、先日から気になっていた「ポッポランド」なる、ミニ鉄道博物館を訪ねてみました。ここはJR福知山駅から1km程度離れた、立派なアーケードが続く商店街の中にあり、運営もこの商店街が行っているようです。

現地に着くと、博物館から4〜50m離れた広小路通りに面したところに、C58が静態保存されていました。

この56号機は永らく福知山に居たカマそのもので、つばめマークにふくちやま、のHMがご愛敬ですw


こちらが「本館」の入口。想像していたよりも立派な設えです。


さて、まずはお目当ての「Nゲージ福知山駅レイアウト」に真っすぐ向かいます。

幅10m近いスペース全体に、国鉄時代末期頃の福知山駅が堂々と再現されています。係りのおじさんに聞くと、ストラクチャーの類はともかくとして、「線路配置だけはほとんど忠実に再現した」とのこと。


一番見たかった福知山機関区。ちゃんと7線庫になっていて、検修庫も再現されています。


全体のコントロールは、「Auto Rail」なるPCソフトで自動運転しているとのこと。福知山を発車した各列車は、ここに見える背景画パネルの裏側を通って再び駅に戻ってきます。

再び係りのおじさんに、このレイアウトのメンテ方法について伺ったところ、「中央付近は全くお手上げ」(!!)とのこと。爆


他の展示品では、場所柄もあって「北丹線」関係の資料やコレクションがやたらと目につきましたが、ワタシのお気に入りはこういうモノ。



地方都市のいち商店街が運営しているという割には、コンパクトながら見応えのある内容だったと思います。しかも「入場無料」(!!)ですから言うことはありません。
さらに前述した北丹線関連の資料とコレクションは膨大で、この方面にご興味のある向きには是非お勧めです。